aru
美しいひとたちと
美しい瞬間の真ん中にいる
風にゆられて
ひかりを浴びている
大切なことはちゃんとここにある
nari
こんなかたちで母校に戻ってくるなんて思ってもみなかった
式までに少し時間があった
あのころよく歩いていた道をゆっくり歩いた
変わらず風が強い道だった
さくらが散って横に走っていった
気持ちが溢れた
式のあとは、久しぶりの先輩後輩にたくさん会った
ずっと離れていたけれど
たまにでいいから、ちゃんとここにも帰ってくることにしようとおもった
ふたつめの故郷だから。
忘れたくない1日。
harumeki
ふと見た景色や鳥のさえずりや、
好きな歌、それらにふっと顔がほころぶ日があったなら、
それはきっとあなたの中の何かが響いて、
すべてを眩しく見せているんだろう。
世界が美しく見えるのは、あなたが美しいからだ。/最果 タヒさんの詩
光がやわらかくなってきた
この山も少しづつ春に近づいている
山笑う季節までもうすこし
こういう季節になるとどうしても高木正勝さんの曲を聴きたくなる
歳をとればとるほど
難しいことも増えてくるけれど
嬉しくなったり悲しくなったりしながら
美しいって思える1つ1つを増やしていきたいし
そう思える人や場所に身を置きたい。
人間、「可愛い」は更新できないけれど「美しい」はずっと更新していける。
ってこの前誰かが言っていた。
眩しいところへ足を運びたい。
syuku
大学を卒業してから6年が経った
あの頃のこと
あの日からのこと
先日の大学の同期の結婚式の写真を眺めながら
いろいろな事を思い出している
今は、年に何回も会えるわけではないけれど
会えば相変わらずの仲のよさ
二次会のノリで男だらけでプリクラを撮った
あんなに男くさくてお酒くさいプリクラの室内は初めてだった
楽しくなってしまって友達と道路で寝転んだ
起こしてくれる友達がいて幸せだった
もう6年
まだ6年
毎日いろんな感情のなかで世の中が動いている
大きな力は全くないけれど
小さな山の奥で
いつだって大好きなひとたちの幸せを祈っている
やさしい光のなかにいてほしい
yume
「もしもあなたの生活に音楽をつけるとしたら」
という映画をみた、夢のなかで。
内容は全く覚えていない。
僕の生活
どんな音楽が流れるだろう
春を待ちわびている
桜の枝を
大きい花器と小さなびんに飾った
眠って起きたら
もう蕾がひらいていた
外を見る
山はまだまだ吹雪いている
雪まつりの花火は
夏の花火よりもずっと好きだった
光が真上から降ってきた
北欧・日本国際短編映画祭
スノーシアター野外ステージは
吹雪すぎて自分が雪像になりそうだった
そのあとに食べたオムライスは
とびきり美味しかった
そんな季節
大学の友達は月に1回この山に遊びにくる
なんだか不思議
うれしくてあたたかい、ありがとう。
最近、とても素敵な人たちに出会う
穏やかで丁寧なひとたち
見習って生活したい。
mei
あけましておめでとうございます。
年末から高熱にうなされ
年始にかけて寝込んでいたので
ようやくエンジンがかかってきたような…
今年も生活の1つ1つを丁寧にみつめて
そこにあるあかりを写真に収めていきたいです。
あらためて
『山笑う』は春の季語
春の山を眺めて
山が笑っているようだな
なんて思える昔のひとが当たり前にもっていた心持ちを大切に
季節のよろこびをちゃんと感じていきたいです。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
skr
ひさしぶりに
風とひかりを浴びた
このくらいの寒さがちょうどいいよねって思った
わたしもあのひとも
時に風だったり
時に海だったり山だったりする
誰かが言っていた言葉を急に思い出した。
terr
静かな夜とひそひそばなし
無事に光が浮かびました
ちゃんとそこにある景色
遠くにある輪郭
for
「 山あいにひかり
光の山が瞬いている 素敵な朝に瞬いている
風がそよいでいる
川の向こう岸に泡の光
どんぐりを辿るだけで幸福だったあのころ
あのころから日常はいつだって神秘的だったはずで
柔らかい果実のようにひんやりとした空気を頬張る
みどりの豊かさにあわせるように呼吸をととのえて
光が、風が、音が、たっぷりと身体にとけていく夕方
風走る光の町 透明な空気にテンポをあわせて歩く 」
今年も地元飯山の花フェスタに
小さく小さく出展することになりました。
祖父(ラジオ店)が残した街灯電球の在庫を
再利用してスタートしたテラリウムは今年でちょうど1年
今回は1つ1つの電球を信越自然郷の「小さな粒」と捉え、踊り出す緑や
脈々と流れる時間や文化を小さくこしらえました。
「心持ち」で物の見えかたが変わってきたのも、この1年くらいだろうか
1枚の葉っぱを太陽に透かしてみると
そこには葉の先まで張り巡らされた葉脈があった
まるでグーグルマップで観る、地球に張り巡らされた川や海に似ているなと思った。
植物や人間に脈々と流れる水や血や感情や文化のようにも思えた。
転がっている石ころ1つでも、宇宙にみえた。
そんな1年を1つのブースにまとめるのは難しいけれど、植物や木や石ころを丁寧に展示するつもりです。
気軽に寄ってもらえたら嬉しいです。
展示の際にかけるつもりの曲たち
Henning Schmiedt - 110g Butter / Der Regen hat aufgehört
akira kosemura - For / Her / 最後の命 / Noel / Light Dance
haruka nakamura - 音楽のある風景 / call / 光
高木 正勝 - I Am Water
最後に日時
2016/10/1(土)10:00~10/2(日)15:30
『寺町花街道』飯山花フェスタ
雨天決行
販売ブースやワークショップもあるみたいです。